特別部門特別部門では、幅広い分野でエキスパートネットワークの発展に貢献いただいたエキスパート5名が受賞されました。受賞者の皆さまには、「NewsPicks Expert」に登録した経緯や案件を受けてみて得た気づき、活動のモチベーションなどをお答えいただきました。インタビューでは、ご自身の知見を生かしながらアウトプットの場を増やし、楽しんでエキスパート活動されている皆さまの思いを伺うことができました。エキスパート活動に一歩踏み出すためのメッセージもいただいておりますので、エキスパート活動に興味をお持ちの方もぜひご覧ください。SPEEDAトレンド賞 栗原 宏平 様経済情報プラットフォーム「SPEEEDA」上のテーマ(ビジネストレンド)に対して専門的な見解を多く回答くださったエキスパートー受賞の感想を聞かせてください。皆さまの役に立てる情報をお伝えできているのであれば、非常に有難く感じます。データ保護やブロックチェーンなど、様々なトレンドが出てきている中で、私自身も手探りで情報を集めています。この分野はこれから、企業や個人が新しいルールを作っていくことが重要だと思っています。私自身はその情報をつないで、生かせる形で情報提供する役割を担いたいと考えています。この受賞を取り組みの糧にしていきます。ー「トレンド」をつかむ上で、大事にしていることはありますか。歴史的な動きやこれまでの知識に固執しすぎないようにしています。情報を取ることが目的なのではなく、その情報をクライアントのニーズや事業価値にどう繋いでいくかが重要なポイントだと考えています。技術について話していると「その技術で何ができるか」という話になりがちですが、どちらかというと「技術が広がっていくとしたときに、今こういった動きをする必要がある」という意見を出しています。「そのトレンドを事業価値に変える時にどうすればいいか」という答えは、私よりもクライアントの皆さまが現場で持っていることだと思っています。あくまで好きでトレンドを追っている私の視点から出す意見を、インプットの一つとして捉えていただき、他の意見とも比較していただいた上でクライアントの事業に採用していただければ有難いと感じています。ー普段、トレンド情報のインプットはどのようにしていますか。twitterで各分野に詳しい方をフォローしています。また、一次情報を取るように意識しています。面白い情報があれば実際にオンラインで話を聞いて、自分でも発信していくこともやっています。ー個人のキャリア形成のあり方について、ご自身としてどのように考えていますか。自分が「面白い」と思うことを扱うことが、人生100年時代においては大切だと思っています。自分が面白いと思うことに積極的に触れていって、その中で自分がコミットしていく領域や選択肢を選んでいくのが大事ではないでしょうか。私としては、トレンドを追うよりトレンドを作る方が面白いと考えています。専門領域のプライバシー領域に関しては、今後企業活動の中心の考え方になっていくはずです。「とりあえずデータを使おう」ではなくて、プライバシーや個人の権利を第一に考えた上で、データを活用する事業者が増えていくと、安心・安全なデータ社会になっていくと思います。そういった考え方を持った人たちが新しいキャリアを歩むような機会が増えていけばいいと思っています。SPEEDAニュース賞 K・O 様経済情報プラットフォーム「SPEEDA」でピックアップされる注目ニュースに多くの専門的なコメントをいただいたエキスパートーアワード受賞の感想を教えてください。ご評価いただいて大変光栄です。今後ともよろしくお願いいたします。ーエキスパート活動のメリットや活動のモチベーションについて教えてください。知的なワークアウトだ、と自分に課しています。自分の知識をアウトプットすることで、自分自身の知の整理になって大変役立っています。コングロマリット経営やスピンアウトに関するご質問では、個人で実施しているアメリカ株投資の知見が役立ちました。ニューパフォーマー賞 落合 政彦 様2021年にご登録いただいた中で最も多くの案件にご協力いただいたエキスパートー受賞の感想を聞かせてください。受賞の機会があることを知らなかったのですが、評価していただいたことを嬉しく、今後の励みにしていきたいと思っています。これまでに技術畑として経験してきたことが、少しでも世の中の役に立ったらと思い、活動した結果です。技術屋として、意見を求められて一定の評価をいただけていることに嬉しく感じます。ーエキスパート登録のきっかけを教えてください。所属している日本技術士会の活動で、仲間から紹介してもらいました。ー印象に残っている案件はありますか。DX(デジタルトランスフォーメーション)や省力化に関するテーマが多くありました。将来のリスクや見立てなどへの質問は、政府の統計資料などを用いながら画一的な回答ではないように工夫しています。案件を受けてみた印象としては、ある課題に対して、いろいろと調べられて一定の答えがクライアントにある中で、反対意見も含めて求めているクライアントが多いように感じます。例えて言うならセカンドオピニオンのような感じです。ー個人のキャリア形成のあり方について、ご自身のお考えをお聞かせください。私が個人として独立したきっかけは、新型コロナの拡大でした。現在は、電気に関する知見を貸してほしいというニーズがあればどこでもご協力しているのですが、キャンプの再生事業など活躍の領域を広げることができています。このNewsPicks Expertでも、さまざまなお困りごとに携わることができ、コンサルタントとしてのやりがいを感じるし、毎回楽しみにしています。今後、企業のみに頼ってキャリアを構築していくのは難しいと感じています。もし個人として将来的に独立する場合には、常に自分の中に答えを見出さないといけません。企業の中で行っている業務を、個人になったときの修行の一環として当事者意識をもって取り組んでいければ、個人として活躍する場も増えてくるのではないかと思っています。アンバサダー賞 田中 研之輔 様NewsPicks Expertの認知拡大に大きく貢献してくださったエキスパートーアワード受賞の感想を教えてください。人的資本の最大化を実現する素晴らしいプラットフォームがNewsPicks Expertです。1人でも多くの方に、知ってもらい、使ってもらうことで、より良い社会を創出していくことができると思い、SNSなどを用いながら、発信を続けてきました。今回、アンバサダー賞を頂けたことは、非常に光栄です。ーエキスパート活動のメリットや活動のモチベーションについて教えてください。私自身も、大学教員をしながら、30社の社外顧問も歴任しています。アカデミックな知見を、Expertとしての実践と連携させ、企業が抱える問題に向き合い、ソリューションを提示していくことにモチベーションを感じています。ー個人のキャリア形成のあり方について、ご自身のお考えを教えてください。組織内キャリアから自律型キャリアへの歴史的転換期を迎えていると捉えています。これからは、人的資本の最大化を実現するために、DXとCX(キャリアトランスフォーメーション)が欠かせません。1人ひとりが、やりがい、生きがい、働きがい、を感じながら、キャリア形成していく社会が今後、求められています。NewsPicks Expertをキャリア形成のレバレッジ起点にして、個人個人が更なるキャリアグロースを実現していければと考えています。NewsPicks賞 高橋 義仁 様NewsPicks Expert(エキスパート活動) とNewsPicks(コメント)双方で活躍いただいたエキスパートーNewsPicks Expertで活動するメリットを教えてください。与えられた機会を生かすことで、自分の考えが整理され、自分の能力を高めることができることです。その経験ができるのに加えて、報酬がもらえるのも有難いです。私は現在大学教授として、経営の概論は扱っていますが事業を扱っているわけではありません。NewsPicks Expertでは、ビジネスとの強いつながりを感じることができるので、普段と違った楽しみもあります。自分が考えていることがビジネスに生かされる結果になりそうなのはワクワクします。ー印象に残っている案件はありますか。業界の見通しについて問われた案件です。業界の専門的な方が見るものなので、新聞に自分の意見が出るようなイメージで面白かったです。ー普段はどのようなソースから情報を得ていますか。全般的にアンテナをはっています。日本コンペティティブ・インテリジェンス学会に所属していることもあり、あらゆるソースから入手していて、メディアの発信内容が偏っていると思うものに関しては、データ元の情報にアクセスするようにしています。ーNewsPicksでニュースにコメントをすることへのモチベーションは何でしょうか。NewsPicksでのプロピッカーとしての仕事は、世の中の方に自分の意見に共感してもらうという部分でメリットを感じています。プロピッカーとしては、ニュースの背景を説明することを意識しています。自分の社会に対する意見を発信する場として、広く多くの方に見ていただいているので、やりがいに繋がっています。記事作成:兒玉優香