※ 環境・エネルギー部門の受賞定義:2024年において「環境・エネルギー」領域の案件実績数が最も多いエキスパート多様な業界の人たちとの対話から新たな視点を得られた―― EXPERT AWARD 2024、環境・エネルギー部門の受賞おめでとうございます!坂本様は2年連続の受賞です。受賞を知ったときの気持ちを教えてください。栄誉ある賞をいただき、心から感謝しております。NewsPicks Expertで活動する中で、普段は直接お会いできない多様な業界の皆様と意見を交わし、互いに学び合う機会が多くあったことが、今回の受賞につながったと実感しています。私が大切にしているのは、知見や経験を共有するだけでなく、対話を通じて新たな視点や解決策を生み出すことです。その過程で、実際にお役に立ったとの声をいただくたびに、活動の意義と自分の成長を強く感じています。受賞は、これまで積み重ねてきた日々の努力が評価された証でもあり、今後もさらに磨きをかけ、最新のトレンドや現場のリアルな情報発信に努める大きな励みになります。―― ご自身のエキスパート活動を振り返り、どのような点が受賞につながったと考えますか?受賞に至ったと思う要因は、まず案件に向き合う際に「現場志向」と「本質理解」を大切にしている点にあると感じています。案件ごとにクライアントの背景や業界特性を把握するように努め、表面的な回答ではなく、その企業で実際に効果を発揮すると思われる具体的な内容をお話しするように心がけてきました。また、回答にあたっては常に「相手の立場に立つ」という視点を忘れずに、クライアントが直面する課題を的確に捉えるための対話も重視するように心がけています。こうした心がけをしていく中で、「クライアントに真摯に向き合う姿勢」と「実務経験を活かした具体的な内容」が評価されたものと考えています。会社経営の経験から「現場の声」に気付く経営コンサルタントに―― これまでエネルギー業界に携わってこられましたが、これまでのキャリアの中で、大きな転換点となった出来事は何でしょうか?私のキャリアの大きな転換点は、30代で子会社経営に関わったことです。初めて会社を経営する現場に立ち、理論やスキルだけでは乗り越えられない数多くの課題に直面し、経営の厳しさと同時に社員一人ひとりの存在の大切さを痛感しました。具体的には、業績の低迷や市場変化への迅速な対応が求められる中で、数字だけでなく、現場で働く社員の熱意や信頼こそが組織を支える根幹であると肌で感じました。そこで、単に生産性を高めるだけでなく、社員とのコミュニケーションを大切にし、個々の意見を取り入れる柔軟性を持つように努めました。このことが、長期的な組織の成長と社員の成長につながったものと自負しています。この経験が、私に「人」を中心に据えた経営観を根付かせ、粘り強く壁に向き合う姿勢を根付かせたと思っています。―― その経験を経て、現在のお仕事にはどのような姿勢で取り組まれていますか?経営現場でのリアルな体験を経ることで、現在の経営コンサルタントとしての「現場の声」に敏感に気付く感性を磨く土台ができたと感じています。企業の抱える課題は、理論や数字では捉えきれない部分が多いため、現場で実際に起きている現象を重視し、迅速かつ柔軟な対応を心掛ける礎となっています。実際、自身が経営者として直面した教訓は、クライアント企業へのアドバイスやサポートにおいても、組織全体の「力の連鎖」を生み出すことにつながっています。また、この実体験とノウハウを体系化することで、『最強の組織づくり』と『最強のマーケティングOODA』という二冊の書籍を上梓しました。これらの著作は、多くの企業の抱える経営課題に対して、具体的かつ効果的なアプローチを提供することを目指したものであり、クライアントからも高い評価をいただくことができました。知見が業種の垣根を越えて役立つ、新たな考えに触れられるのがエキスパート活動―― NewsPicks Expertを始めた経緯や、当時どんなことを期待していたかを教えてください。私がNewsPicks Expertを始めたのは、普段お付き合いしているクライアント企業だけでなく、より幅広い層に自身の知見やスキルを提供したいという思いがあったからです。これまで培った経験や実践的なノウハウは、業界を超えた様々な企業の抱える課題に対しても、共通に有効であるとの思いがありましたが、その可能性を実感する場としてもエキスパート活動は大変魅力を感じました。具体的には、各社の抱える多種多様な課題に対して、私が実際に経験してきたリアルな事例や実践的なアプローチを提供しつつ、ディスカッションを通じてその解決の糸口を提供できたと考えています。自身の知見が業種の垣根を越えて役立ち、さらには新たな視点やアイディアが生まれる場となることを期待し、自身も成長することができたと考えています。―― NewsPicks Expertで活動するメリットを教えてください。エキスパート活動には、普段は直接関わる機会が少ない多様な業界の方々と、自由に対話や意見交換ができる環境が整っています。自分の専門知識や経験を共有するだけでなく、異なる視点や新たな考えにも触れることができるため、常に自身の成長を実感しながら活動できることが大きなメリットであり魅力です。また、対話したクライアントからのフィードバックも充実しており、直接的に感謝の言葉をいただくことも多くありますので、自分の役割や存在意義を強く感じるとともに、さらなるモチベーションにもつながっています。―― エキスパート活動が本業に活きていると感じる場面があれば教えてください。本業においても、知見の研鑽とアップデートに直結しています。多様な業界の第一線で活躍する方々と意見交換をする中で、最新のトレンドや革新的な取り組み、また、現場の生の声に直接触れることができるため、本業での視野を大きく広げる原動力になっています。たとえば、エキスパートとして対話をする際には、自身の知見を事前に分かりやすく整理するため、知見のブラッシュアップにもつながります。また、クライアントからのリアルな意見や、予想外の切り口からの質問もあるため、実務に取り組む上での大きな刺激となっています。私のNext Chapterは「多業界との連携・講演活動で知見提供」―― 最後に、今回のEXPERT AWARD 2024のテーマは「Next Chapter」です。ご自身にとっての新たなステージとして、これから挑戦したいことや今後のキャリアの展望をお聞かせください。今回のEXPERT AWARD 2024を機に、私自身も新たな章へと踏み出す決意を新たにしています。まさに私にとって「Next Chapter」の幕開けを実感する瞬間です。従来の枠組みにとらわれず、多様な業界や分野と連携することで、実践的かつ革新的な知見提供につなげていきたいと考えています。また、この活動によって培った経験をさらに深化させることで、執筆活動や講演活動も幅広く展開し、より広範な層へ発信していきたいと考えています。―― 貴重なお話をありがとうございました!今回インタビューしたエキスパートが受賞した「EXPERT AWARD 2024」環境・エネルギー部門にノミネートされたエキスパートの一覧は以下からご覧いただけます。https://newspicks.expert/media/post/expertaward2024-nominated-environment-and-energy【 関連リリース 】「EXPERT AWARD 2024」全11部門・10名の受賞エキスパートを発表!(2025年4月3日)https://newspicks.expert/media/post/expertaward2024-winnerエキスパート活動を表彰する「EXPERT AWARD 2024」開催決定! 全11部門・43名のノミネート者を発表。(2025年3月13日)https://newspicks.expert/media/post/expertaward2024キャリアアップにつながる副業「NewsPicks Expert」とはNewsPicks Expertは、「個人の知見」を「企業の意思決定」につなぐエキスパートプラットフォームです。クライアント企業から様々な相談を受け、これまでの経験や知見を活かした見解やアドバイスを伝えることで報酬を得ることができます。現役会社員が登録者の7割以上を占めており、所属企業でのお仕事を続けながら、30分〜1時間程度のスキマ時間を有効的に活用して挑戦しています。仕事で培ってきたスキル・経験・知見が、所属企業以外で活きるかを確かめてみることから始めませんか?