※ エキスパートデビュー部門の受賞定義:2024年に登録したエキスパートのうち、1日あたりの案件実績数(登録期間ベース)が最も多い方事例を交えて「手触り感のある回答」を心がけた―― EXPERT AWARD 2024、エキスパートデビュー部門の受賞おめでとうございます!受賞を知ったときの気持ちを教えてください。正直なところ、ノミネート選出のご連絡をいただくまで、この賞の存在を知りませんでした。ただ、NewsPicks Expertが初めてのエキスパート活動で、試行錯誤していたところでしたので、客観的な指標から評価を受けて「この方向性で間違っていないんだな」と確認でき安心しました。―― ご自身のエキスパート活動を振り返り、どのような点が受賞につながったと考えますか?受賞に至った要因として、2つのポイントがあると考えています。一つ目は、質問に対して的確に回答することです。取り組むにあたって、自分の得意分野に寄せすぎてしまい、質問の意図とずれてしまうケースがあるのではないか、という仮説を持っていました。そのため、クライアントの質問に対して的確な回答になっているかを再確認した上で発言や提出することを心がけています。二つ目は、教科書的な回答ではなく、実務経験を交えた具体的な回答を意識することです。単なる一般論や理論ではなく、それを裏付ける自分自身の経験や具体的な事例を交えることで、実際に活用できる「手触り感のある回答」にすることを意識しました。これによって、より価値のある回答を提供できるよう努めています。MBA入学で本質的な課題を捉えられるようになったのがキャリアの転換点―― 現在、エネルギー業界でご活躍されています。これまでのキャリアの中で、大きな転換点となった出来事は何でしょうか?私にとって大きな転換点は、ビジネススクール(MBA)への入学でした。それまでの私は上長の方針に従うことを重視していて、それが組織の中で求められる姿勢だとも捉えていました。その一方で、ゆくゆくは経営者になりたいという思いと、経営学などの知識不足である現状にギャップがあると感じていました。そこで当時の上長からの勧めで、日中の業務は維持しつつ夜間のMBAに入学しました。MBAではトップ教授陣から経営学や実例を体系的に学び、さらに社外の多様な価値観に触れることができます。そのとき、自分がこれまで重視してきた考え方を変える必要があると気付きました。それ以来、単に組織の一員としての役割を果たすのではなく、「この会社が本当に目指すべき姿は何か?」という経営者目線で課題を捉えるようになりました。短期的な業務遂行ではなく、長期的な企業価値の向上にどう貢献できるかを常に考え、より本質的な視点から業務に向き合う姿勢へと変わったのが、大きな意識の転換でした。―― MBAでの学び・経験を経て、現在のお仕事にはどのような姿勢で取り組まれていますか?今のお仕事のやりがいやモチベーションの源泉についても教えてください。これまでは目の前の業務をこなすことに重きを置いていましたが、今は「この業務が長期的な企業価値向上にどうつながるのか?」「本質的に解決すべき課題は何か?」という視点で考え、取り組むようになりました。特に、経営企画の業務では、会社の中長期的な方向性を見据えた意思決定が求められます。そのため、経営者目線で現状を分析し、どのような施策が最適なのかを考え抜くことにやりがいを感じています。また、MBAで学んだ経営理論や他社の成功事例を実務に落とし込み、具体的な施策につなげることも大きなモチベーションの源泉となっています。今後も、単なる業務の遂行ではなく、本質的な課題解決を通じて長期的な企業価値の向上に貢献できる人材を目指していきたいと考えています。本業の戦略立案や意思決定の精度向上に効果的―― NewsPicks Expertを始めた経緯や、当時どんなことを期待していたかを教えてください。MBAでの学びより “問われた課題に対して、将来の正解が分からない中でも責任を背負いながら適切にアウトプット(=決断)する” という機会を若い時から積み上げることが、優れた経営者には必要だと思っています。その実践の場の一つとして、NewsPicks Expertを始めました。当初は「回答できる質問があるだろうか」と不安もありましたが、現在の業務だけではアウトプットの機会が限られてしまうことから挑戦してみることにしました。また、MBAでの研究は、単なる学問的な探求だけではなく、社会に対して有益な指針を提供することも重要な目的の一つです。この視点から、課題を抱えるクライアントに対して、自分の学びや経験が少しでも役立てばという思いで取り組みを開始しました。―― NewsPicks Expertで活動するメリットを教えてください。最大のメリットは、自分のライフスタイルに合わせて時間をコントロールしながら対応できる点です。育児、仕事、MBAの学びが並行している状況の中で、柔軟に時間を調整しながら取り組めるフレキシビリティは非常に大きな利点です。具体的な時間の使い方としては、メールで届いた質問をその場で確認して回答の骨子をイメージしておき、帰りの電車などで頭の中を再整理して、帰宅後の回答作成・送付や、後日のインタビューに臨むようにしています。また、クライアントからのアンケートやインタビューを通じて、各業界の最前線でどのような課題が発生しているのかを知ることができる点も大きなメリットです。これによって、自分自身の知見を広げる機会を得られることも、活動を続けるモチベーションにつながっています。―― エキスパート活動が本業に活きていると感じる場面があれば教えてください。取り組み開始から2ヶ月ほどで、本業に活きている感覚を得られ始めています。本業とは異なる業界のクライアントからの相談に対応する際、各業界が抱える課題やトレンドに触れることで、広い視野を持つことができるようになりました。この経験は、経営企画としての業務において、他業界の成功事例や発想を参考にしながら、自社の戦略を考える上で非常に役立っています。また、クライアントの課題に対して限られた時間で最適な回答を導き出すというプロセスを繰り返すことで、短時間で本質を捉え、論理的に整理するスキルが向上しました。これは、本業での意思決定のスピードと精度を高める上で大きなプラスになっています。ちょうどMBAでのインプットが多い時期と重なったこともあり、整理しきれていない情報をエキスパート活動でのアウトプットを通して整理して深められたようにも感じます。エキスパート活動は単なる副業ではなく、本業の業務をより高いレベルで遂行するための実践的なトレーニングの場にもなっていると感じています。私のNext Chapterは「学びを活かした、経営課題解決への貢献」―― 最後に、今回のEXPERT AWARD 2024のテーマは「Next Chapter」です。ご自身にとっての新たなステージとして、これから挑戦したいことや今後のキャリアの展望をお聞かせください。現在取り組んでいるMBAでの学びをさらに深めるだけでなく、しっかりと研究成果を上げ、社会に対して価値を提供することを目指しています。また、研究活動だけでなく、実務の中で学びを活かし、企業の経営課題解決に貢献できるような取り組みも強化していきたいです。中でもエキスパート活動では、多様な業界から課題をいただけるので、クイックに自身の成長につながると捉えています。将来的には、変化に富んだ世界の中でも長期的な企業価値の向上を実現し続けることが出来る経営者になれるよう挑戦を続けていきます。―― 貴重なお話をありがとうございました!今回インタビューしたエキスパートが受賞した「EXPERT AWARD 2024」エキスパートデビュー部門にノミネートされたエキスパートの一覧は以下からご覧いただけます。https://newspicks.expert/media/post/expertaward2024-nominated-expert-debut【 関連リリース 】「EXPERT AWARD 2024」全11部門・10名の受賞エキスパートを発表!(2025年4月3日)https://newspicks.expert/media/post/expertaward2024-winnerエキスパート活動を表彰する「EXPERT AWARD 2024」開催決定! 全11部門・43名のノミネート者を発表。(2025年3月13日)https://newspicks.expert/media/post/expertaward2024キャリアアップにつながる副業「NewsPicks Expert」とはNewsPicks Expertは、「個人の知見」を「企業の意思決定」につなぐエキスパートプラットフォームです。クライアント企業から様々な相談を受け、これまでの経験や知見を活かした見解やアドバイスを伝えることで報酬を得ることができます。現役会社員が登録者の7割以上を占めており、所属企業でのお仕事を続けながら、30分〜1時間程度のスキマ時間を有効的に活用して挑戦しています。仕事で培ってきたスキル・経験・知見が、所属企業以外で活きるかを確かめてみることから始めませんか?