※ 金融部門の受賞定義:2024年において「金融」領域の案件実績数が最も多いエキスパート相手の目線でリアルな情報や経験知をもとに回答するのがポイント―― EXPERT AWARD 2024、金融部門の受賞おめでとうございます!受賞を知ったときの気持ちを教えてください。ノミネートだけでなく、受賞までいただき、本当に驚きました。昨年度の「EXPERT AWARD 2023」のパーティーに参加させていただき、幅広い業界で豊富な経験・知見をお持ちのエキスパートが多く集っているのが印象的でした。金融のプロフェッショナルであるエキスパートも多くいらっしゃる中で選ばれたわけですから、経験を踏まえた回答を心がけていたことをご評価いただいたのではないかと思います。―― ご自身のエキスパート活動を振り返り、どのような点が受賞につながったと考えますか?まず、相談者がコンサルティング会社なのか事業会社なのか、を確認します。そして、相談者の立ち位置をイメージし、求めている回答は何なのかを整理して対応しています。例えば、商材・サービスの供給者の立場ならば商材・サービスの需給者の目線を求めているのではないか、といったように考えています。その上で、知識だけでなく現場のリアルをお話しするようにしています。コンサルティング会社からの相談であれば特に、実際の現場ではどうなのかという視点が求められるのではないでしょうか。私としては経験をもとに回答するため、タイミングが合えば比較的早く回答することができます。その分、相談者の立ち位置や設問から、質問の意図や趣旨を汲み取って回答するように心がけています。この意識は日頃からできているようで実は難しく、ついつい自分が得意とする観点で語ってしまうことが多くなってしまいます。2〜3年ほど案件に対応する中でツボが掴めてきたように感じています。52歳での独立がキャリアの転換点。ビジネスの厳しさを身をもって体感―― 金融業界でご活躍されています。これまでのキャリアの中で、大きな転換点となった出来事は何でしょうか?28年間勤めた三井住友信託銀行の早期退職、そして独立は大きな転換点でした。銀行では法人営業・企画・プライベートバンキングなどの業務に携わってきました。特にプライベートバンキング業務においては、オーナーや資産家などの個人との信頼関係がないと成り立たないビジネスです。コミュニケーションや人とのつながりを持つ中で、周りから「独立しないのか?」と言われたこともあり、挑戦してみたいという思いで52歳で独立を決心しました。―― その出来事によって、ご自身の価値観やキャリア観はどのように変化しましたか?それまでサラリーマンとして、大企業という組織の中でビジネスを行っていましたが、退職・起業したことで、いわゆる「大企業ネーム」により得られていた信用・信頼がなくなりました。独立当初は周囲の人たちが案件を紹介してくれましたが、独自の力でビジネスを推進する段階では相手方から信用・信頼を得ることに苦労しました。独立して個人として1から信用・信頼を築き上げていくことの難しさ・厳しさは今も痛感しています。香港民主化デモによる海外ビジネス撤退や新型コロナウイルスによる対面での関係性構築が難しくなった等で、約2年間ビジネスが停滞していました。「手を動かさなければビジネスは萎んでいくものだ」ということも身をもって体感したわけです。―― その経験を経て、現在のお仕事にはどのような姿勢で取り組まれていますか?信託銀行時代に得ていた「大企業プライド」を捨て去り、ビジネスに関するステークホルダーに誠実に接することを大事に取り組んでいます。今でも「新たなタイプの人」とビジネスを進めることは、刺激を受けますし、新たな知見・考え方を学べることはモチベーションとなっています。「ポイ活」気分で始めたエキスパート活動から、幅広い情報収集の大切さを学んだ―― NewsPicks Expertを始めた経緯や、当時どんなことを期待していたかを教えてください。独立から5年ほど経った頃、知り合いから「コンサルにもスポット対応の案件はたくさんあるよ」と声をかけてもらいNewsPicks Expertでのエキスパート活動をスタートしました。最初はいわゆる「ポイ活」気分でした(笑)。―― NewsPicks Expertで活動するメリットを教えてください。今回金融部門での受賞ですが、金融を軸とした不動産・物流・ITといった複合系の相談も多く、常に幅広く情報収集することを心掛けられたのはいろんな局面でプラスになっています。特に経営コンサルとして活動する上では、業界を絞りすぎずに広く知っていることも大切です。そのため、情報収集においては、日々流れてくるニュースなどの情報だけでなく、多様な業界の人たちとの会話から得られるリアルな情報を大切にインプットしています。例えば、日本は人口減少によって労働力が減少すると報道されていますが、実際は外国人労働者がいることで減ってはいない、むしろ増えているという現状を派遣会社の社長から聞く、といった情報収集をしています。メディアから読み取れることは一部で、全体を俯瞰してみるとどうなのか、実際は何が起こっているのか、を見ることを大切にしています。私自身としても「実はこうだったんだ!」という新たな発見や、「もっとこんな展開があるのではないか」という広がりを感じられると面白いですね。私のNext Chapterは「金融×◯◯の新たな展開」―― 最後に、今回のEXPERT AWARD 2024のテーマは「Next Chapter」です。ご自身にとっての新たなステージとして、これから挑戦したいことや今後のキャリアの展望をお聞かせください。金融部門のスキル・ノウハウは引き続きベースになりますが、今まで以上に金融に紐づいた幅広い分野に携われればと思っています。今回の受賞をきっかけにインタビュー記事が読まれることで、周囲の人からどのような評価・反応があるかも楽しみですね。これまでクローズなポジション(人的紹介のみ)でビジネス展開してきたのが、今回の受賞でSNSによるオープンなポジションとなりますので、今後、新たな展開があるのか自分でも期待しています。―― 貴重なお話をありがとうございました!今回インタビューしたエキスパートが受賞した「EXPERT AWARD 2024」金融部門にノミネートされたエキスパートの一覧は以下からご覧いただけます。https://newspicks.expert/media/post/expertaward2024-nominated-finance【 関連リリース 】「EXPERT AWARD 2024」全11部門・10名の受賞エキスパートを発表!(2025年4月3日)https://newspicks.expert/media/post/expertaward2024-winnerエキスパート活動を表彰する「EXPERT AWARD 2024」開催決定! 全11部門・43名のノミネート者を発表。(2025年3月13日)https://newspicks.expert/media/post/expertaward2024キャリアアップにつながる副業「NewsPicks Expert」とはNewsPicks Expertは、「個人の知見」を「企業の意思決定」につなぐエキスパートプラットフォームです。クライアント企業から様々な相談を受け、これまでの経験や知見を活かした見解やアドバイスを伝えることで報酬を得ることができます。現役会社員が登録者の7割以上を占めており、所属企業でのお仕事を続けながら、30分〜1時間程度のスキマ時間を有効的に活用して挑戦しています。仕事で培ってきたスキル・経験・知見が、所属企業以外で活きるかを確かめてみることから始めませんか?