※ 医薬・バイオ部門の受賞定義:2024年において「医薬・バイオ」領域の案件実績数が最も多いエキスパート論文データに基づく仮説検証を行って回答する―― EXPERT AWARD 2024、医薬・バイオ部門の受賞おめでとうございます!藤澤様は2年連続の受賞です。受賞を知ったときの気持ちを教えてください。「まさか私がいただけるなんて」というのが正直な気持ちです。周囲には私以上の素晴らしい経歴の方々が多数いらっしゃるのに本当に恐縮です。―― ご自身のエキスパート活動を振り返り、どのような点が受賞につながったと考えますか?案件に回答する際、できるだけ事実に基づいて回答するように心がけています。まずは回答の仮説を立て、根拠となる論文やデータを探して検証を行って、それらをもとに回答します。根拠論文を提示し、コメントが単なる感想にならないように考察のプロセスも記載しています。相手が読んで理解しやすいよう、起承転結をつけるように心がけています。ただ、私自身がもう研究者ではないため、複数の論点があり説明しきれない場合には、言い切らずに「〜と思います」「〜でしょう」と伝えるようにしています。これまでにない論文の活用方法を学んだ30代の海外出張―― 医薬業界でご活躍されています。これまでのキャリアの中で、大きな転換点となった出来事は何でしょうか?30代前半に約1ヶ月間メキシコとアメリカへ出張したことです。言語はもちろんのこと、地理、文化、食事などすべてが斬新で刺激的でした。最初に訪問したメキシコは貧しい国でしたが、ラテンの気質はすごく明るく、すべてのことに積極的でした。次に訪れたアメリカは非常に裕福な国であり、メキシコとのギャップに驚きました。出張の目的は、ある医薬品の購入に関する情報収集です。価格に連動する周辺の条件が印象的でした。単なる価格だけでなく、疾患周辺の状況をどれだけ改善できるかという有効性と安全性を、論文ベースで非常に切れ味鋭く訴求していました。また、いろいろなデータに関してもアメリカ食品医薬品局(FDA)をはじめ大きな医療施設との連携が迅速で、非常時や必要な場合には国の医療施設にまで関連システムで連携がなされます。そのネットワークの壮大さに感銘を受けました。―― その出来事によって、ご自身の価値観やキャリア観、当時の感情の変化、具体的に取った行動についても教えてください。医薬品の安全性と有効性に関して、理論だけでなく、集約された論文を駆使して、様々な状況に応じて実践的に活用されている環境は、非常に刺激的で印象的でした。比較的若い段階で経験でき、今後の自身の人生において羅針盤となるような出来事でした。それからは論文の利用方法が大きく変わりました。具体的には、今までは単に和訳された文章を理解するだけでしたが、答えが複数あるときは、ある条件とその回答に対して、さらに関連情報から推測することが習慣となりました。―― その経験を経て、現在のお仕事にはどのような姿勢で取り組まれていますか?論文を読む際、語学力、専門知識、疾患や病態の把握、当該医薬品に関する有効性・安全性に対する具体的データの収集など、状況に応じて論文を使い分けるよう心がけています。また、現在の仕事は教育関係ですが、教育との関係性もあります。例えば、語学は目的とするデータを入手するための手段でしたが、教育現場では英語の勉強は目的となっています。そのため、生徒に対しては、手段としての英語学習よりも試験準備が大切かもしれないけど、あとから英語を有効活用できるように効率的に習得するように説明しています。興味関心に向き合い続けられるのがエキスパート活動だった―― NewsPicks Expertを始めた経緯や、当時どんなことを期待していたかを教えてください。退職の一年ほど前から自分の興味関心が何なのかを考えていました。キャリアを振り返ると、臨床検査の仕事を経て、本社で企画や医薬関係の企画、メディカルリエゾンを経験しました。研究から営業まで一通り経験して、業務の幅や知識が広がっていくこと自体に楽しみを覚えていました。特に、医薬論文を読み解く仕事は、その論文内容がドラスティックで刺激的であることが面白く、インプットした情報や経験を活用できる機会を持っていたいと思いました。そんなときにネットを検索してNewsPicks Expertに出会い、今までの経験が少しでも活かせたらと思って登録しました。―― NewsPicks Expertで活動するメリットを教えてください。基本的に案件の内容は依頼時点での最新情報であり、常に自分自身も最新情報に遅れないようキャッチアップしておく必要があります。楽しく論文を読みながら案件に対応できることがとても楽しいです。会社員時代には、案件の立ち上がりから契約までしか見れなかった領域においても、スパンを長く見ることができることから、その後どうなったのかを論文やニュースで知ることもあり刺激的です。その反対で、現場でリアルタイムにしか触れられない最新情報についても、退職後もエキスパート活動を通して学びを深める機会をいただけて、好奇心がくすぐられますね。また、案件によってはこれまでの仕事の領域を超えていて、論文をさらに検索して情報を得る必要があり、仕事の感覚を取り戻したようでとても楽しいです。今までとは少し異なった観点から論文を読むようになったのですが、それはまるで英語の勉強において手段と目的の違いを感じたような気分でした。私のNext Chapterは「いろんな世界を知ること」―― 最後に、今回のEXPERT AWARD 2024のテーマは「Next Chapter」です。ご自身にとっての新たなステージとして、これから挑戦したいことや今後のキャリアの展望をお聞かせください。NewsPicks Expertの案件は、前職での経験を活かして回答することから、自身との共通点がある活動だと捉えています。だからこそ、まったく新しい何かに挑戦してみたいとも思っています。まだ具体的ではありませんが、たとえば英語圏で暮らすことなどを夢見ています。もっといろんな世界を知ってみたいなという思いです。―― 貴重なお話をありがとうございました!今回インタビューしたエキスパートが受賞した「EXPERT AWARD 2024」医薬・バイオ部門にノミネートされたエキスパートの一覧は以下からご覧いただけます。https://newspicks.expert/media/post/expertaward2024-nominated-medical-and-bio【 関連リリース 】「EXPERT AWARD 2024」全11部門・10名の受賞エキスパートを発表!(2025年4月3日)https://newspicks.expert/media/post/expertaward2024-winnerエキスパート活動を表彰する「EXPERT AWARD 2024」開催決定! 全11部門・43名のノミネート者を発表。(2025年3月13日)https://newspicks.expert/media/post/expertaward2024キャリアアップにつながる副業「NewsPicks Expert」とはNewsPicks Expertは、「個人の知見」を「企業の意思決定」につなぐエキスパートプラットフォームです。クライアント企業から様々な相談を受け、これまでの経験や知見を活かした見解やアドバイスを伝えることで報酬を得ることができます。現役会社員が登録者の7割以上を占めており、所属企業でのお仕事を続けながら、30分〜1時間程度のスキマ時間を有効的に活用して挑戦しています。仕事で培ってきたスキル・経験・知見が、所属企業以外で活きるかを確かめてみることから始めませんか?