※ 運輸・物流部門の受賞定義:2024年において「運輸・物流」領域の案件実績数が最も多いエキスパート幅広い立場での業務経験・知見が受賞につながった―― EXPERT AWARD 2024、運輸・物流部門の受賞おめでとうございます!小林様は2年連続の受賞です。受賞を知ったときの気持ちを教えてください。「これまで自分がやってきたことが新たに認められた」という思いを強くしています。それがさらなる自信につながっていると思います。―― ご自身のエキスパート活動を振り返り、どのような点が受賞につながったと考えますか?物流業界において、これまで物流業者や荷主などの幅広い立場で業務に携わってきました。多くの立場での業務経験・知見を、可能な限り活用して問題解決をしていこうという姿勢が有効的に働いているのかなと思っています。日々、自身の知見を振り返り、新たな学習を重ねていくことに努めています。どんなに小さな差分にも気付くことが “引き出し” になる―― 40年超にわたり国際物流業界でご活躍されています。これまでのキャリアの中で、大きな転換点となった出来事は何でしょうか?いくつかありますが、最初の転職だと思います。新卒から27年勤務した日本通運から飛び出す決断は、とても大きな出来事でした。日系大手企業から外資系企業への転職で、自身の働き方においても大きな変化でしたね。いざ転職してみると、これまで憧れでしかなかった外資系の世界が自分にあっていると思えるようになりました。これまでに至るキャリア形成から、この決断は間違っていなかったと確信できるようになっています。―― その経験を経て、現在のお仕事にはどのような姿勢で取り組まれていますか?まず、日系大手企業でそれなりの期間を過ごせたことが、自分の業務を形成してゆく中でベースとなったと思います。業務を基礎から叩き込まれて、自身の血や肉にすることができました。この基礎があるので、その後の業務展開、キャリア形成にとても役立っていると思っています。そして、私のこれまでの社会人人生の中で、 “引き出し” を増やすことに注力してきたつもりです。貨物においては旅客とは異なり、手取り足取りピースを組み立てる必要があります。何か不備があったときに、人であれば自ら声をあげてくれますが、物からは声は聞こえませんから。ピースをたくさん知っておく必要がある貨物だからこそ、とにかく新しい経験をして “引き出し” を増やしていこうと努めてきました。―― どのように “引き出し” を増やしていったのですか?同じお客様を長年担当させてもらえたことで、様々な輸送事例に携わることができました。輸送は同じことが繰り返されるような業務は一つもありません。輸送する物が同じだとしても、輸送手段や輸送日、設備などが異なれば、まったく違う業務になります。輸送する物の中身も勉強しなくてはなりません。日々勉強が必要になる分、深く洞察する力を身につけられたと感じています。100のうち5が違うだけでも、その違いに気付くことができなければ、同じことの繰り返しだと思ってしまいますよね。その差分に気付くことで “引き出し” が広がっていくと思います。そして、これまでの “引き出し” から選んで組み合わせることで、さまざまな問題解決に役立てられているかなと思っています。クライアントの質問をきっかけに解決策を組み立てることがやりがい―― NewsPicks Expertを始めた経緯や、当時どんなことを期待していたかを教えてください。これまで培ってきた知識や経験を外部で役立てる機会を得られると思い、エキスパート活動を始めました。会社に勤める期間が終わりに近付いていく頃、第二の社会人人生ではこれまでの知見を世の中に役立てていけたらな、と考えていました。2013年頃、アメリカのスポットコンサルサービスに登録したのが始まりです。現役会社員の頃は副業が認められていませんでした。自身の知識を他の企業で活かすといった認識もなかったように思いますね。―― NewsPicks Expertで活動するメリットを教えてください。いくつかの異なる経験からくる “引き出し” を組み合わせて、新たな問題解決をする。そしてまた新たな “引き出し” が増えていく。その過程で、これまでを振り返ってさらに一層知識を深めることに役立っています。会社員人生では限られたお客様にしか知識や経験を活かすことができませんが、エキスパート活動では幅広いクライアント企業から質問が届きます。回答することで以前にも増してやりがいを感じていますね。これまでの知見が異なるシーンで活用できることを知ったことで、その後の業務活動全般に役立っていると思います。―― エキスパートとして活動する中で、どんなときに喜びを感じますか?クライアントに関わる中で嬉しいなと感じるポイントは、組み立てたものが結果的にうまくいくときです。お客様からの声で物事がうまくいったことを知るとき、充実感がありますね。元々、営業がメインのキャリアでしたので、知識や経験を組み立てて新しいものを作ってお客様に提案するというスタイルで仕事をしてきました。自身が目指すところもそうでした。会社員時代の、今でも強く印象に残っている経験があります。まだ炭素繊維で飛行機がつくられていない1985年頃、炭素繊維の元となる素材・サンプルを冷凍状態でボーイング社に輸送したいという依頼がありました。その中で、開封時に同梱されたドライアイスの氷霧がふわ〜っと広がるようにしたい、つまりスピード感と品質の良さを感じられるようにしたい、という難しいリクエストがあったのです。初めてのサンプル輸送でしたが、無事に成功したという報告を聞いたときはとても嬉しかったです。このように、エキスパート活動においても、クライアント企業から質問をいただいて初めて “組み立て” を始められるものです。私はこれまで物流業界で多様な立場の業務に携わってきたからこそ “引き出し” の種類は必然的に多く、だからこそ多くの案件に関わることができていると思います。解決策を組み立てることがやりがいになっています。私のNext Chapterは「新たな発想と絶え間ないアップデート」―― 最後に、今回のEXPERT AWARD 2024のテーマは「Next Chapter」です。ご自身にとっての新たなステージとして、これから挑戦したいことや今後のキャリアの展望をお聞かせください。物流業界は昨今の国際情勢も踏まえ、今後さらに重要度を増してゆくと考えています。2024年問題やグローバルサプライチェーン再構築といった話題で、物流業界のことが広く知れ渡ったのではないかと思います。そのような中、これまでの知見をさらに活かせると思うと、励みになります。私自身としては、このエキスパート活動を続けていく中で、時代の変化についていくべく、今の知識のアップデートを絶えず行うことが大事だと認識しています。過去の知見を今の時代や会社に取り入れられるように伝えることが、私のやるべきコミュニケーションだと思っています。時にはこれまでとは異なる発想も必要になるかもしれませんね。―― 貴重なお話をありがとうございました!今回インタビューしたエキスパートが受賞した「EXPERT AWARD 2024」運輸・物流部門にノミネートされたエキスパートの一覧は以下からご覧いただけます。https://newspicks.expert/media/post/expertaward2024-nominated-transportation-and-logistics【 関連リリース 】「EXPERT AWARD 2024」全11部門・10名の受賞エキスパートを発表!(2025年4月3日)https://newspicks.expert/media/post/expertaward2024-winnerエキスパート活動を表彰する「EXPERT AWARD 2024」開催決定! 全11部門・43名のノミネート者を発表。(2025年3月13日)https://newspicks.expert/media/post/expertaward2024キャリアアップにつながる副業「NewsPicks Expert」とはNewsPicks Expertは、「個人の知見」を「企業の意思決定」につなぐエキスパートプラットフォームです。クライアント企業から様々な相談を受け、これまでの経験や知見を活かした見解やアドバイスを伝えることで報酬を得ることができます。現役会社員が登録者の7割以上を占めており、所属企業でのお仕事を続けながら、30分〜1時間程度のスキマ時間を有効的に活用して挑戦しています。仕事で培ってきたスキル・経験・知見が、所属企業以外で活きるかを確かめてみることから始めませんか?