専門領域の情報収集において、特に大事にしている情報源一次情報として重視しているのは「現場」。小売業界なので、モデル店・新フォーマットの開店時に臨店し、実際に消費者の立場になって買物をする。また、各企業の類似業務を担っている方々と、情報交換を実施(リアルの食事会や、メール・LINE等)。現場の実態・担当者としての本音の情報を交換している。マスコミの記者とは定期的な情報交換をオフレコで実施している。彼らは、ダイレクトに取材対象者から情報を取得している点と、メタ視点での客観的な情報の評価を聞ける点が非常に有効。その他、ヘッドハンティング会社の担当者、有力ファンドの担当者とは、不定期ながら情報交換を実施。業界・好調企業の情報を取得できる点が非常に有意義。業界専門誌・ビジネス雑誌については、流し読みをする程度。関連業界やDX関連の新規情報取得に利用している。記事の内容からのインサイトは期待をしていない(取材対象企業の「伝えたいこと」を記載しているので、実態との乖離が考えられる)専門領域の情報を自分の中に取り込み、使える状態にするために工夫していること大事にしているのは、「多方面からの取得」一つの取組み・企画を考える際には、多方面な方・企業から情報を収集することを心掛けている。取得方法は、リアル対面(商談・食事)や、インターネット情報検索・関係者のSNS発信情報など。多方面で集めた情報を、iPhoneメモに移動時などに入力していく。自分の中で一定の判断がつく情報が集まった時に、情報整理を実施情報整理実施時は、「紙」と「シャーペン」で実施。できる限り大きな紙を用意(A3以上)。記入方法としては、マインドマップが近しいが、関連する情報を記載していきながら整理を実施。個人的なこだわりは、シャーペンは、社会人になって最初に購入したブランド品(ブルガリ)。少し太めで書きやすさが情報整理に役立つ最近の具体例スマホアプリを活用したマネタイズ企画を考える中、「取引メーカー担当者」「同じ小売業界で実施している他社の取組み情報」「広告代理店担当者」からの情報を取得し、自社でのポイントキャンペーン企画立案。IDPOSデータ分析用のBIダッシュボードの開発要件定義に活用。業界でのこれまで取組んでいる取組みから「引き算」をすることができ、低コストで実現。専門外の分野で、自分の仕事や思考に意外な形で効いている情報源や習慣情報の整理や・入手情報からの閃きに役立っているのは、「散歩」「ランニング」「トレッキング」一定のリズムで身体を動かすことがストレス発散と同時に、情報×情報の化学反応を引き起こす。もやもやとずーっと悩んでいたことがある時に、瞬間的に閃くことがある。インプット情報が不足している若い時代は、ひたすら読書お金もなかったので、ブックオフに行き、中古本をジャンルを一切問わず購入。具体的には自分の子供に手伝ってもらい、気になった本を何でもいいので買い物かごに入れてもらったこのような取組みで、漫画の中の情報が役立ったことがある。「中間管理録トネガワ」「1日外出録ハンチョウ」の中で、現金と一定の社会の中で流通する「ポイント」の概念に気が付いた。これは、自社ポイント経済圏を考えていた時に大いに役立った情報私の「インプットの流儀」を言葉にすると無知の知・情報多様性を心掛けるインプットを集める時は、自分の持っている仮説やフィルタを掛けずに楽しく情報を集める。特に対面などで情報を取得したい場合は、ギブアンドテイクの姿勢を忘れずに相手にも役立てるようにする。情報が一定量を超えるまでは取得することに注力するように心がけている。そのためにも過去、お付き合いができた方とは、いつでも情報が聞けるように、関係性を維持する努力を続ける。一次情報を集めるフェーズでは、「正確性は重視せず」とにかく、「量」を重視する。量が増えると、結果的に多方面からの情報になるので、まずは量取得した情報の整理・活用は、ロジカルにMECEになるように実施する。個人的には、この作業は「手作業」が好み本記事は、NewsPicks Expertに登録する各業界のエキスパートが、自身の経験から「専門領域の情報をどう選び、取り込み、仕事に活かしているか」を言語化する寄稿企画「#インプットの流儀」の一編です。情報源の選び方、取り込む習慣、整理・消化の方法、専門外からのインプットといった多様な視点からの寄稿は、以下の一覧ページよりご覧いただけます。https://newspicks.expert/media/category/input-style「インプットしているのに、うまく仕事につながらない」——そんな感覚は、多くのビジネスパーソンに共通するものです。本記事で描かれた情報の選び方・取り込み方・活かし方が、ご自身の型を見直し、次の一歩を踏み出すきっかけとなることを願っています。一人のエキスパートが培ってきた情報との向き合い方は、言語化され共有されることで、業界や職種を越えて応用できる知見になります。こうした知見がどのような現場で生まれているのか、続けてお届けしていきます。