謙虚で行きましょう―金融業界40年超の専門性の磨き方 / #インプットの流儀

公開日: 2026-06-29

「#インプットの流儀」とは、各業界の第一線で活躍するNewsPicks Expertのエキスパートが、専門領域の情報をどう選び、取り込み、アウトプットできる状態にしているかを語る寄稿企画です。

情報が溢れ、AIが瞬時に答えを返す時代に、「何を読むか」だけでなく「どう読み、どう消化し、どう自分の思考につなげるか」というプロセスにこそ、専門家それぞれの個性と知的な流儀があります。

本記事では、情報源の選び方から、取り込む習慣、整理・消化の方法、そして専門外から得ているインプットまで、一般社団法人 日本つみたて投資協会 代表理事の太田創氏の情報処理の全体像を描きます。

「優秀な人はどんなふうに情報と向き合っているのか」——その問いへの一つの答えが、ここにあります。

EXPERT

専門領域の情報収集において、特に大事にしている情報源

紙媒体の新聞です。読売新聞読者です。読売新聞はたまたまで、昔は日経オンリー、海外にいる時はThe SunとかThe Evening Standardとかをチラチラ眺めていました。

一次情報には劣りますが、事後にその情報を吟味・考察するには最も優れていると思います。専門分野以外の知見に触れることができる、私にとっての最大の教科書です。

紙媒体新聞は、再見が可能だからです。切り取り保存もOK。教材として残しておくのもOK。普段はネット派ですが、読むという肉体的行為に関しては、新聞や本に勝るものはないと思っています。

残念ながら、SNSは連絡用にしか使っていません。特段、SNSで言及することもないですし、今更「いいね」もらったところで、嬉しくもないです。

専門領域の情報を自分の中に取り込み、使える状態にするために工夫していること

上記の新聞を二度読みします。好む好まざるに関わらず。

朝食時に精読します。初めはタイトルから。ついで記事細部。つまらないと思うのは飛ばしますが、後でしまったと思って戻ることもあります。

一番助かるのは、週刊誌の広告です。わざわざ買わなくても、その雑誌のタイトルで十分わかります。本当に買うと失望この上ありません(笑)。

いずれの媒体でも、自分で考えることが重要ですね。私が言っていることも間違っているかもしれませんし、政治家だって同じでしょ。人間である限り間違いは起こすので、世の中の事象は相当割り引いて考えています。

例えば、コロナ禍。もともとただの風邪だと思っていましたが、その通り風邪でしたね。人心ってそんなものですよ。リーマンショックと同じです。

専門外の分野で、自分の仕事や思考に意外な形で効いている情報源や習慣

ありますね。新聞ネタで申し訳ないですが、読売新聞の「編集手帳」と「人生案内」は外せないですね。
加えて、「ちょい読み英語」は素晴らしい、米語英語勉強ページです。

業務で生きたかどうかはわかりませんが、自分は死ぬまで働こうかと思っています。もちろん働きかたや稼ぎかたは異なります。ただ、社会や個人に貢献して、クライエントが対価を払っていただける限り、自分から引退はしません。

そんな、軽〜い感じなので、今でも働くことは遊びに近いと思っています。需要あればどこにでも行く、そんな感じですかね。

これ以上、書けないのでこんなところでいいですか。働くって、重く考えると働けなくなるものですよ。おじんになっても気軽な気持ちで参りましょう。

私の「インプットの流儀」を言葉にすると

そもそも、私は頑固なので、自分以外の意見を持っている人の考え方を知らないともっと頑固になって、どうしようもなくなると思っているからです。

世の中には、優れた人がゴマンといるので、それにあやかりたいと思います。かかる記事を読みますと、自分はまだまだだと思います。

アドバイスとすれば、異環境に身を置くことかと存じます。特に社会人となってからは、転職は大いに勧めます。偉人、異人、異陣、異彩、異才、偉才、ちょー変な奴がいますので、おすすめです。

そんな際、手取り給料が下がらなければ、異環境に身を置いた方がいいでしょう。色々鍛えられますし、その後、その関係から、お仕事を依頼されることもあります。人は見られていますから、仕事に真面目に取り組んでいる奴は、周りが放っておきません。


本記事は、NewsPicks Expertに登録する各業界のエキスパートが、自身の経験から「専門領域の情報をどう選び、取り込み、仕事に活かしているか」を言語化する寄稿企画「#インプットの流儀」の一編です。

情報源の選び方、取り込む習慣、整理・消化の方法、専門外からのインプットといった多様な視点からの寄稿は、以下の一覧ページよりご覧いただけます。

https://newspicks.expert/media/category/input-style

「インプットしているのに、うまく仕事につながらない」——そんな感覚は、多くのビジネスパーソンに共通するものです。本記事で描かれた情報の選び方・取り込み方・活かし方が、ご自身の型を見直し、次の一歩を踏み出すきっかけとなることを願っています。

一人のエキスパートが培ってきた情報との向き合い方は、言語化され共有されることで、業界や職種を越えて応用できる知見になります。こうした知見がどのような現場で生まれているのか、続けてお届けしていきます。

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