2024-12-11

「#エキスパートアドベントカレンダー2024」とは、NewsPicks Expertに登録するエキスパートが、各業界・専門領域における学びや、エキスパート活動を通しての気づきを共有する期間限定企画です。
今回は、公立小学校教員のH・I氏による記事をお届けします。
H・I
公立小学校の教員。システムエンジニアの経験を生かし、今日も教員しております。
大学を卒業してから、念願だった小学校教員としてのキャリアをスタートしました。子どものころから教えることに興味があり、小学校の先生になることは長年の夢でした。しかし、採用試験に合格するまでには1年間の浪人生活を経験しました。その間、ICT支援員のような仕事をしていました。当時は正直、挫折感を抱くこともありましたが、今振り返るとその1年間の経験が自分を成長させ、今の自分を形成する大切な土台になったと感じています。教育現場で技術を活用する視点や、子どもたちを支える新しい方法を学べたのは貴重な経験でした。
その後、ようやく正規採用となり、小学校教員としてのキャリアを本格的にスタートしました。3年間勤める中で、多くの子どもたちと関わり、やりがいを感じながらも、自分の中で「もっとスキルアップしたい」「他の世界を見てみたい」という思いが次第に強くなりました。
「自分はまだ若い、挑戦できるはずだ」と思い切ってIT業界に転職しました。教育とITを融合させる新しい可能性に魅力を感じたのです。しかし、転職後わずか2年で再び教員に戻ることになりました。教育の現場が自分にとってどれだけ重要で、やりがいを感じられる場所なのかを改めて実感した出来事でした。
その後もさまざまな出来事や困難がありましたが、教員としての経験を積み重ね、気づけば15年が経っていました。しかし、その期間の中で家計は厳しい状況に陥り、家族を支えるためには新たな道を模索する必要性を痛感しました。教員としての仕事には誇りを持っていましたが、このままでは家族を守ることが難しい。
そんなとき、NewsPicks Expertの取り組みに出会い、「これなら自分にもできるかもしれない」と感じました。自分の知識や経験を新しい形で社会に役立てる道が見つかったことは、大きな転機となりました。
教員からの転職は、世間的にも難しいと言われていますし、その大変さは自分自身が身をもって経験しています。それでも、これまでのキャリアが無駄ではなく、むしろ新しい挑戦の土台になっていると実感しています。
今では少しずつですが、社会の中で役立てる場が広がっていることを感じています。今年はまだ関われる範囲が限られていましたが、来年は今年の倍くらいの依頼をいただけるようになりたいと願っています。そして、さらに多くの人や企業に貢献できる存在になりたいと思っています。
これからも新しい挑戦を続けていきますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
NewsPicks Expertの登録エキスパートによる「#エキスパートアドベントカレンダー2024」。
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