Q1. いま特に関心を持っているテーマ・活動は何ですか?
趣味のテニスをもう30年以上取り組んでいます。始めたのが30歳くらいの頃でしたので、学生時代からテニスをやっていた仲間と比べると、かなり遅いデビューになります。それから、かなり没頭しています(笑)。
さて、何のご縁か、5年前くらいから地元テニス協会で中高年向けテニス教室のコーチを務めるようになりました。何か地域に役立つことができないかなと、軽い気持ちでコーチのボランティアを申し出たのが始まりです。
でもね、やってよかったですよ。まさしく、「教えることは、学ぶこと」です。様々なレベルのプレーヤーとプレーしているうちに、自分の技量や感性も磨かれますし、「なぜ、できないか?」も分かるようになってきました。もちろん、いつも「なぜ、お前はそんな下手なの?」と自分に問いかけています(笑)。
Q2. そのテーマ・活動を通して、どんな発見や気づきがありましたか?
何事もそうだと思いますが、周りの人に信頼してもらえるようになるには、最低5年くらいかかるのでしょうね。こちらはボランティアでも、生徒さんは少額とはいえ、レッスン料を払います。生徒さんは、無意識のうちにそのコーチの力量を見ていると思うのです。技量だけではなく、コミュニケーション力、表現力などを見ているなと感じます。
1コートに10人くらい入りますが、コーチにとって生徒が10人でも、一人一人の生徒さんにとっては、一対一の関係です。ですので、こちらも真剣に取り組まないと、手抜きはすぐ分かるのです。
どんな仕事でも、手を抜いてはダメということを気付かされますね。サラリーマン時代、たまに手を抜いていたことも多々ですが、当時の社長さん、ごめんなさい。ボランティアでも手を抜けないということが、今さらながらに気づかされますね。
Q3. 今後、その関心領域とご自身の専門性をどう掛け合わせていきたいですか?
さて、先日、1人の生徒さんから「個人的に私のレッスンを受けたい」とリクエストされました。この5年間で初めてです。その方は、どうしても上手くなりたいとのこと。自分のテニスを改善できるコーチは周りにいないという感じでした。
今でも仕事は続けていますが、実は、以前からテニスコーチも仕事の一つにならないかな、と漠然と考えていたところです。もちろん、大もうけできるものではないものの、趣味として30年以上やっているテニスを、テニスやテニス関係者に恩返しする感じでコーチングできれば、みんなハッピーかなと考えていたところです。
とは言っても、テニスコーチは若手がほとんど。ですから、私は若手コーチと競合する気はありません。ズバリ、中高年専門です。中高年プレーヤーは体力や筋力の衰えもあり、中高年テニスと若者テニスは全く異なります。逆に言うと、若手は中高年プレーヤーを教えられません。もちろんスキルは伝えられますが、そのスキルを実現させるのは、至難の業です。これが、ゴマンといるテニスコーチの中での、私のeconomic moat(参入障壁)です。ジジイにはジジイにしか教えられないことがあるのです。
夢は中高年プレーヤー専門のテニススクールを運営することでしょうか。と言っても、人を雇うのは得意ではないので、身体が動くうちは、少人数の生徒さん向けにやってみますよ。もし、読者の中で、テニスをやってみたいと言う方がいれば、おっしゃってくださいね。超初心者でも十分に楽しめますよ。私も超初心者でしたから。



